2016年12月01日

緊急事態、AIの防疫作業

 3日前から関川村の高病原性鳥インフルエンザの発生を受けて、早期の終息を図るべく防疫作業が始まった。
 また、残念なことに2例目も上越市で発生してしまった。併せて50数万羽の鶏を処分しなければならない。関係の皆様方のご苦労、ご心情を察し、また防疫作業に感謝です。

 この防疫作業の様子を伝えるテレビや新聞では一般の方がなかなか理解しずらい内容も見られるので、ブログを見てくださっている方だけでもと思い、ごく簡単に防疫作業の内容等を記す。

 作業の大まかな流れは、今日の新潟日報にもありましたが、
①鶏を1羽ずつゲージから捕まえて出す。
②この鶏をプラスチック容器に10羽程度づつ入れる。
③この容器に炭酸ガスを注入して安楽死させる。
④この鶏を容器から取り出して、大型の500Kg程度入るコンテナバックに移し替える。
⑤このバックを埋却場所に運び石灰をかけながら埋却する。

 このような作業は単に鶏を捕まえて殺す単純な作業ではない。

 作業は常に鶏インフルエンザを拡散させないように、また、動物愛護の観点から、土壌汚染を引き起こさないような様々な配慮に従って行う。これらは家畜伝染病予防法等で規定されている。

 先ず、作業は防護服を着用して、養鶏場に入る前には念入りに消毒、炭酸ガスはその取扱いに注意することは当然必要。作業は分担して行われる。休憩、食事等も鶏舎の中で行われるので、作業者の鶏からのAI感染も起きないように注意にする。作業は休憩をはさみ概ね7~8時間連続して行われる。作業が終了し養鶏場を出る時は再度消毒して、ウイルスを養鶏場外に持ち出さないように新しい防護服に着替えて宿泊所に戻る。養鶏場からは一切のものは持ち出さない。

 防疫作業が終了して鶏がいなくなった鶏舎は消毒を3回以上繰り返して行う。また半径3kmに鶏にAI発生が3週間ない場合は清浄化したと判断される。

 なお、埋却したコンテナバックは終息後、数年してから再度掘り出して鶏を焼却する。

 関係者の皆様のご奮闘に感謝です。何とか早い終息を願っています。またありがとうございます。

 今日の1枚は庭に済み続けたモズクガニ
  


Posted by ごーさん at 11:03Comments(2)